道の駅の途中ブログ

時折役立つ情報と雑記のブログ。

素人が木版画を作ってみた。

最近、創作系の趣味を何か持ちたいと思い、色々試しているところ。

今回木版画に挑戦してみた。
木版画というと筆者はなんと小学校の図工の時間以来である。

【初作品】「あんパン」 

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いきなり作品を載せてしまったが、かかった時間は合わせるとだいたい4時間程。

最初に木版画の初心者セットを銀座のITOYAで購入。
(税込みで9,700円ぐらい。)

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銀座ITOYAには初心者セットが2種類置いてあった。
専門店の他、AMAZONなどでも購入できると思う。

こういうものはたいがいセットで買うよりも必要なものだけバラで買った方が質が良いものが手に入ると思うが、何が必要なのかさえも良くわからなかったため、セットを買うことに。

彫刻刀や木版、擦る用のインクやバレンなど作品を仕上げるのに必要な用具は揃っているようだ。(この他自分で用意したのはマスキングテープと拭く用のボロ切れぐらい)

このセットに決めたのは、あんパン作成の手順書付きであった事。

手順に沿って進めていけば手軽に作品が完成するのは一通りの流れを知りたい初心者には非常にありがたい。

作りたいものが最初から決まっている人には必要ないかもしれない。

非常におおまかではあるが、以下が作成イメージ。

1.手順書に書いてある下絵をトレーシングペーパーでなぞっていく。
 (この下絵は本来自分が書きたいものを書く。)

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2.木版に鉛筆で下絵を転写したのち、彫刻刀で彫っていく。

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この彫りは没頭できる感じがして中々楽しい。
木版を裏返して、色の違うゴマの部分も彫っていく。

これはシナベニヤの木版だが、木にはそれぞれ木目があるようなので、細かいところで木目が邪魔してうまく削れないなんてことも素人ゆえ当然ある。

彫刻刀の前に指を置かないように注意!怪我防止のため。

3.木版に色を塗っていく。

手順書通りに色を混ぜる。赤と黄色と少しの青を混色して焼き立てのパンの色を作り出す。

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4.摺り上げ

印刷氏の上にトレーシングペーパーを置いて、均等にバレンでこする。

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木版を裏返して、あんパンのゴマの部分を作成する。
ちょうど表面のパンの上部にゴマの部分が載るよう、木版に予め目印(見当)をつけておく。

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5.完成!

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木版への絵具の載せ具合次第で仕上がりが変わってくるのが面白い。

私は出来ていないが、手順書ではちょうど影になる部分をインクを拭き取ってうまく表現していた。

反省点としては、彫りの段階で輪郭を丁寧に削らないと仕上がりに影響してい来るというあたりか。

今回は添付の手順書通りにやっただけだが、「下絵」「彫り」「摺り」の流れを把握することができた。

特に筆者は木版画は黒のみでやると思っていたので、色の組み合わせも工夫できる点にも奥深さを感じた。

彫刻刀もITOYAで見ると、職人用のものは柄も長くて1本2000円以上するが、続けていければ欲しくなってくるかもしれない。

◇その他気づいた点
・大きな音がする工程はないので、近隣を気にせず創作できる。

・インクが水性なので、使用した筆やパレットは簡単に水洗いできる。


・彫った際には木くずは結構出るので、手軽な掃除機があった方が良い。

今後、自分で下絵を描いてオリジナル年賀状など作成してみようかと思う。
(年賀状はもはや学生時代の旧友と親戚にしか出してないのだが・・・)

創作系の趣味も日常から離れて没頭できるので、おススメですよ!