道の駅の途中ブログ

時折役立つ情報と雑記のブログ。

【新卒就職活動】自分のやりたいことは何ですか?を捻りだしてみる。

「あなたのやりたいことは何ですか?」

新卒採用の面接時から聞かれる志望動機、

かくいう私も20年程前に就職氷河期ど真ん中に新卒の就職活動をした世代。
その後、人事担当者として新卒、中途採用の面接なども経験し現在は別の仕事をしています。

当時の自身の就職活動を振り返ってみて、特に自分の「やりたいことが見えていない」という事に不安を覚えつつ活動していました。当然結果も伴わず、最終的には軌道修正して内定を得ましたが、前半戦は棒に振りました。

・自分のやりたいことがはっきりしている。
・就職活動は能動的に活動しうまく行ったので問題ない。

という方は以下の内容は大してためにならず、意味をなさないと思います。

就職活動を機に突如これまでの学校のレールとは異なる「やりたいこと探し」に向き合う事となり、色々悩み考えている方に読んで頂きたいと思い書きました。

 

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■やりたいことが見つからない

 実は割とこういう人は多いと思う。それで、勤務条件も良さそうだしとりあえず名前を聞いたことがあるような会社から受けてみるか、みたいな。

自分の就活初期は少なくともそうだった。数打てば当たるの感覚で中身のないエントリーシートを書きまくって(当時はまだ紙が中心)は出していた。
「今日も自分就活頑張った!」みたいな。

「やりたいことなんて、どうせ入ってみないと分からない。やってるうちに見えてくるものでしょ?」とタカを括って考える事から逃げていたように思う。
「なんか働くの嫌だな、面倒くさいな・・」と。

「やりたいことなんて入ってみないと分からない」

これは今考えてみても半分は当たっていると思う。会社に入って仕事をする中で、色々な人と会ったり異動があったりと新しい事を経験する中で、本当にやりたいことに出会ったり、これまでやりたいと思っていた事や価値観が変化したりするものである。

しかし、そうだとしても就活の段階でその時点での自身の「やりたいこと」を捻りだして応募企業側にアピールする事はやはり重要である。

新卒採用の場合、皆一様に仕事の経験はないわけで業務における判断基準がない。

従って、技術職などの専門職は別として学歴とか過去の経験などから

「ウチで活躍してくれるポテンシャルがありそうか?」
「必ず仕事では困難にぶち当たるが、どうやってそれを乗り越えるのか?」

を変な話推測で判断するしかない。

そのためには、熱意やエピソードをとりあえずでも考えて話した方が当たり前だが有利になる。大それたエピソードがないごく普通の人でもそれなりに過去を紐解く作業を通じ、事前準備を行う事で面接で立派なアピールができる。

やりたいことがないのではなく、少しでも面倒くさがらずに考えて準備したかどうかの差なんじゃないかと個人的には思ってます。

 

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■やりたいこと探しの切り口として

 「やりたいこと」を「営業職」「販売職」とかの応募職種ありきで考えると、職種から逆算して自分に何かふさわしいエピソードは何?となり、本来の自分を偽る方へと向かっていき、わかりづらくなるので、例えば「人の役に立つ仕事」「社会に貢献できる仕事」「自分の技能をとことん追求する」とかざっくりとまず自分ありきで案出してみる。

次に、

「人の役に立つ仕事って例えばどんな仕事?」
→「なんでその仕事が思い浮かんだのか?」

と考えてみる。

・以前、人に感謝されて嬉しかった事がある。

・単純に興味がある。→どういった部分に?

例えば一例だが、中学高校の頃、友達と勉強などを一緒にやってよく内容を聞かれたりすることが多かった。それを分かりやすく説明して、友達が点数を上げて喜んでくれたりするのはとても嬉しかった記憶があった。

そこから、「何か困ってる方に必要なアドバイスや助言をするようなスタイルの働き方が自分には合ってるんじゃないか?」と考えてみる。

その働き方ができる職種を色々洗い出してみると、教師や講師、アドバイザー、相談員、カウンセラー、又はコンサルタントなど色々出てくるので、その中で興味の持てるものや専攻を活かせるものを更に深堀して調べていくという感じ。

中には、必要な資格、経験を有するものなどすぐにはなれないものも多いと思う。それならば、そこに将来的に行き着くために必要な経験を得るためにひとまず就職するというのでも良いと思う。(面接での伝え方にもよるが、過去・現在・未来の一貫したストーリーができそうである。)

 

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次にアルバイトをしたことがあればその仕事内容を分析してみる。
そのアルバイトについて以下のような点で考えてみる。

・好きなところ
・嫌いなところ
・顧客は誰か?(企業か個人か?)
・仕事のスタイルは(チームプレーか個人プレーか?)
・自分の仕事以外ではどんな仕事があるか。
・業界には将来性があるか?
・アルバイトの職種にそのまま就職するとしたときにどんな点が良くて悪いのか?
・働いていて一番我慢できない嫌な点(モチベーションが下がる。)はどんな点か?

どんな仕事も良い面もあれば、当然大変な面もある。

やりたいことを突き詰めて考える事が当然一番大事だが、逆に自分の中で嫌いな事、避けたいことなど大変な面も併せて把握し、それでもやれる覚悟があるかどうかを自分の心の中で問答しておいた方がよいと思う。

例えば、私は学生時代ファミリーレストランでバイト経験があるが、レシピをきちんと覚えてチームで協力しあって、美味しい料理を提供することで、お客様に喜んでもらえるのが楽しいと思っていた。

反面、就職を意識して店長を始めとした社員さんを見たとき、非常に長時間残業でアルバイトが確保できなければ自分でシフトを埋めるなど個人的には体力的に無理と思えるような働き方をしていたのも目の当たりにしていた。

それも含めてこの仕事を社員としてやれる覚悟があるかと自分に問いかけたとき、「自分の現状の興味と照らし合わせてもそこまではちょっと無理かも・・。」という自分がそこにいた。


■おわりに

就職活動の準備でやりたいこと探しをするための切り口を自身の経験も踏まえて案出してみました。

今回の記事を通じて言いたいことは、ご自身が他人軸ではなく自分の価値観、自己分析に基づいて社会に出て最初の会社、仕事を選択し、「他人はどうあれ、自分で選んだ仕事。自分は幸せ」と将来思えるようになって頂きたいなという趣旨です。